2012年03月30日

南三陸町⇒一ノ関

女川町の次に向かったのは南三陸町。
女川を過ぎてからは海岸沿いを北上しましたが、
高台、もしくは若干の内陸では変わらない美しい景色が広がりますが、
海岸沿いでは津波の被害をまざまざと見せつけられます。
運転していても頭の中が麻痺してくるような感覚です。

一年経過した現地でです。

40kmほどかな?
被災状況と綺麗な景色を見た先についたのが南三陸町。
もう「テレビで見たことがある」という観光的な感情が強かったです。
申し訳ないけれど、自分じゃなくてよかったとしか思えません。
IMG_2621.JPG

IMG_2622.JPG

ここまで一日走って思ったのは、ツラさを分かち合うなんてできないということ。
被災地を見ても、一番に思うのは清水が被災地じゃなくてよかった。
自分の知り合いが無事でよかったということでした。
そういうことも踏まえて、感情は置いておいて結果的にプラスになることは何か?
それを考えて実行するのが必要なのでしょうか?


南三陸町の時点で日没だったため、友だちに探してもらっていった先が一ノ関。
知らなかったけど温泉街なんですね。
部屋でまったりしてから、駅前で雰囲気の良かった「あんあん」と言う居酒屋へ。
なぜかBGMがサザン一色の居酒屋内で店員さんと色々話しましたが、
「被災者の中でもボランティアに対して傲慢になってしまっている人がいる」とか、
「自分達は近くにいるのに一度もボランティアに行けていない」など、
現地に行かなくては聞けない感情を聞かせてもらえました。
まぁ、それ以上に楽しく飲んでいたんですけどね(笑)

それでも静岡から来ているボランティアの人がよく来てくれるとか、
静岡県民として嬉しい話をしてくれました。
そして被災地に来てくれることが嬉しいと言ってくれました。

いろいろな意見があるだろうし、被災地で写真撮ってる自分に違和感がありましたが、
この一言で旅行に行ったことは間違ってはいないと思えました。
もちろん正しい事とは言えませんけどね。

そんな感じで楽しい話、タメになる話と、おいしい酒と肴で満足して一日目が終了です。
posted by kmdi at 18:34| 千葉 🌁| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

女川町

次に向かったのは女川町。
道路の脇にはあたかも駐車場のような廃車の山です。
IMG_2595.JPG

道路を走っていても映画のようで現実感がわきません。
IMG_2597.JPG

女川町に着くと目に入ってくるのは海。
海と空を見ていると綺麗だと思ってしまう景色ですが、
手前の建物は津波の勢いで基盤から横倒しになっています。
そして建物の近くまで水が来ていますが、
海水面が明らかに上がってor陸が下がっています。
IMG_2602.JPG

IMG_2610.JPG

こんなにも綺麗な海なのに、見ていて怖さを感じざるを得ません。
IMG_2616.JPG

海から陸を見ても何もありません。
正直言って、悲しいとかいう感情は何も湧きませんでした。
現実が目の前にあるという事しか感想がありません。
IMG_2601.JPG

IMG_2605.JPG

しかし、後日ネットで当時の状況を見ると、
一年間で瓦礫処理が進んでいることがわかります。
逆に言えば、まだ瓦礫処理だけなんですよね。進んでいることは。
posted by kmdi at 20:44| 千葉 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

石巻

松島の次に向かったのは石巻。
松島では普通に観光地としての姿を取り戻していたので、
正直言って復興は徐々に進んでるんだなって軽く思っていました。
でも、現実はそんなもんじゃなかったです。

急にガードレールなどがひん曲がった状態になりはじめ、
石巻に着くと、テレビの中で見た光景が広がっています。
家が根こそぎ持っていかれてしまっていて更地になっています。
残っているのは鉄骨で作られたであろう家のみ。
本当に何もない・・・と言いたいのですが、
テレビと違うのは津波で全てを持っていかれた場所の近くにある瓦礫の山。
IMG_2573.JPG

IMG_2587.JPG

燃えるゴミ、鉄くず、車、タイヤ。
それぞれに分類されて、文字通り山のように積み上げられています。
そしてトラックが次々に走り込んでいきますが、
持ってきているのか、持ち出しているのかすらわかりません。
まぁ、報道からすれば持ち出せる量は微々たるものなのでしょうけど。
IMG_2577.JPG

IMG_2580.JPG

そして写真を撮ろうと車から降りて感じたのは匂いとホコリっぽさ。
この空気を吸い続けていれば間違いなく体に悪いと感じるし、
この瓦礫が残ったままでは周囲に住むとか考えにくいです。
瓦礫処理は日本中で引き受けて欲しいですね。
本当に放射能が生じるならば仕方ないですが、
データに基づいて問題ないものは大きな力で進めて欲しい。
静岡の島田市が引き金となり、続く市町村が増えて欲しいです。
IMG_2588.JPG

IMG_2589.JPG
posted by kmdi at 21:58| 千葉 ☁| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

被災地観光

2012年3月24〜26日で高校の同級生と宮城、岩手の被災地を観光してきました。
今更なことを書いているかもしれませんが、
少しでも現状が伝われば行った意味があると思うので思うがままに書き留めます。

出発は土曜の2:30。
友達が6:00に仙台着ということで8時着位を目指していたのにまさかの大雪!
途中で高速道路が通行止になって雪の一般道を経由しつつ到着は9:00過ぎ。
普通に走れば4時間なんだけどねぇ。
ちなみに仙台は東京-青森の中間なので、関東からでも車で4〜5時間かな?

合流してから何故か東北大学の青葉山&片平キャンパスを経由し、
12:30過ぎに松島に到着。
松島も被災地ではありますが、数年前に来た時と違いがわかりませんでした。
実際には松が減っていたりするようですけど。
曇っていたけど海は綺麗だし、観光客で賑わっていました。
IMG_2560.JPG

IMG_2565.JPG

外で焼牡蠣や牛たんを味わい、完全に観光客として楽しんでおりました。
そして、生牡蠣、焼牡蠣、カキフライ、牡蠣丼の牡蠣ザンマイは素敵でした!
IMG_2572.JPG

それでも店の店頭などに貼ってある震災当時の写真を見ると、
1M位まで津波に襲われて、ほとんどの店は一階がボロボロになってしまったようです。
松島は湾の内側にあり、島々が防波堤になって他の地域よりは被害が少なかったらしい。
最近お気に入りの日本酒を仕入れようと入った「むとう屋」で話を聞かせてもらいましたが、
やはり1階は津波の被害でボロボロになってしまったそうです。
一階はヘドロだらけで掃除が非常に大変だったということですが、
それでも4月には2階で営業を再開されたそうです。
その苦労は想像もできませんが、凄いとしか言いようがないです。
そして一階での営業再開後も11月までは店のドアなしで営業されていたそうです。
震災で建築部材が入手できなかったとか。

ちなみに宮城は石巻産の「しぼりたて浦霞」を二本購入。
一本はその日の夜に飲みましたが、非常にフルーティーでおいしゅうございました。
そしてもう一本は冷蔵庫で秋頃まで寝かせると化けるという話を聞かされたので、
今は我が家の冷蔵庫で時期ハズレの冬眠についております。
なお、店では何本か藏でキープしておくということなので、
気になる方は「むとう屋」に連絡してみてください。
電話から一週間は取り置きしてくれるそうですよ。
美味しい日本酒を味わうことでも宮城の活性化にちょっとした役に立てるのかも?

その後、震災関連の展示をしていると書いてあった松島レトロ館へ。
震災の写真や新聞記事もあって、一年前と今を比較することができましたが、
困った事にレトロ館自体が非常に面白くて、二人で普通に盛り上がっておりました。
結局、「被災地」とは言っても、楽しい場所で悲しい顔してるなんて出来ないです。

つづく
posted by kmdi at 22:37| 千葉 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。